新講座「SNSライティングADVANCE講座」がスタートしました。満を持しての講座リリースのため、どんなことが学べるのか、裏側をコラムで綴っていこうと思います。この講座は、SNSライティングBASIC講座の実践バージョン。BASIC講座で「知った」ことを「書ける」ように実践をしていく3ヶ月講座です。
講座のゴールは「売り上げにつながる文章が書けるようになること」。なんともシンプルですが、そこに辿り着くまでには考えること、やることはたくさんあります。一人で進めるのは難しいので今回講座化して、みんなで学ぶ環境を整えました。
講座では、簡単に書くためのテンプレートを渡すわけでもなく、「こんな書き方をしたら売れますよ」と表面的なノウハウを伝えることもしません。どうすれば未来のお客様に「お、この考え方は面白い。ためになる。もっと読みたい!」と感じていただけるのか、全員で考察をします。また講師側からも、面白い文章はどこがどう面白いのか、良い文章は何が良いのかなどを解説して、多角的に文章と向き合っていきます。(奥深い世界!)
ただ発信しているだけでは誰にも読まれない時代になった
今日はDAY1を開講しました。テーマは「日常のライティングを磨く」です。数年前までは、内容はともかく毎日発信をして存在を主張していけば、記事は誰かに読まれ、商品も比例して売れていくと言われていました。しかし、今はどうでしょうか。発信をする人が本当に増えて、SNS上には情報が溢れかえっています。もはや発信者の私たちも「他の人のSNSを見る暇がない」「あまり見ていない」という人が増えています。
人に見られ(読まれ)なくなりつつある中で、どうやって読み手の目に留まる記事を書いていくかは、発信者全員の課題でもあると思います。今日、私が受講生にお伝えしたことのハイライト部分をここでご紹介しますね。
・SNSからお客様に出会っていきたいなら、日常のSNS発信をおろそかにしない。なぜなら日常の記事の精度で出会うお客様の人数が決まるから。
・日常でキャッチした違和感、理不尽さ、納得のいかないことなどは「なぜか?」と考察し、自論として記事にしていこう。
・読み手の悩みや願望を、自分の専門分野でどう解決してあげられるのか。読み手が共感できたり没入できる記事を目指そう。
・あなたと読み手の間にある「ズレ」に気づいて、そのズレを埋める工夫をしていこう。想像力が大事!
・怖がらずに自分の主張はしていこう(ただし批判や人を見下すような表現はNG)
などです。逐一例文や事例も紹介しつつ進めました。皆、前のめりにご参加くださり、質問も活発に出てとても有意義な時間になりました。

面白い記事は書く前に決まっている
最後に「今日の学びを踏まえて、どんな記事を書きたいか?」を考えてもらい、口頭で発表してもらいました。(ワーク時間は3分!テンポよくアウトプットできるようにワーク時間も短めに設定しています)
私やサブ講師のたばたたえさんから、「切り口をこうすればもっと面白くなりそう」「読者はこんなテーマが読みたいのでは」「読者が本当に知りたいことはこっちでは」など受講生とディスカッションをして、より伝えたいことの精度を上げたり、読まれる記事にするための工夫点を全員と確認し合いました。
そう。私がライティング講座でやりたかったことの一つは、「記事を書く前のディスカッション」でした。ライティングというと、どうしても受講生に書いてもらった記事の添削をするイメージが強いと思いますが、私はその記事が面白いかどうかは「書く前に決まっている」と常々思っています。
だからこそ、受講生さんには、書く前に「何を書きたいのか、どうしてそこに着目したのか、何を伝えたいのか」など着想力や考察力を高め、それをライティングに落とし込んでいくことを体感してもらいたいなと思い、今回のワークを取り入れたのです。一見地味で面倒に見えるこの作業ですが、日常の出来事にアンテナを張り、自分なりの意見を言語化できるようになることは、人生を面白く豊かにすることにつながると信じています。

ライティングADVANCE講座を通して、受講生さんたちは「書けるようになった」を体感するだけでなく、日常が面白くなり、出会うお客様も増え、仕事が充実し、結果、売り上げにつながって嬉しいと感じていただけるよう、私も精一杯講座を開講していこうと思います。後日、受講生さんには記事を提出していただきます。どんな記事になるのか今から楽しみです!
2回目の講座はリアルセミナーを開催します。またコラムでも様子をご紹介していきますね。
※SNSライティングADVANCE講座の今年の開講は予定しておりません。SNSライティングBASIC講座は秋ごろに予定しています。LINEにご登録をいただくと、講座の募集のご案内などスムーズに受け取れます。