今朝、ジンジャーブレッドラテで思い出した20年前のこと

ジンジャーブレッドラテを飲みたくて、今朝はスタバに行った。レジの後ろにある商品棚はクリスマスカラー一色。季節に合わせたプロモーション棚を見るたびに、20年前、自分が新人スタバ社員だったことを思い出す。 

当時働いていたお店は深夜営業をしていたので、商品の入れ替えはお店がクローズしてから行った。夜中にみんなで「これ可愛い!すぐ売れそうだね。」なんてワイワイしながら商品を並べ、普段スタバでは流さないBGMをかけて、まるで文化祭のようなノリで準備をした。

商品の陳列や在庫の確認などオペレーションが整う頃に、朝番の子達が出勤してきて、バトンタッチをするように朝5時台に家に帰るのが常。オールナイトで働くことはもちろん会社も求めてないので、残業手当は出ないし、アルバイトの子達も時給は発生していない。今思えば完全にアウトな行為。今は絶対にやりたくない(やれない)けど、当時はそれが楽しくて仕方なかった。

何があんなに面白かったんだろう?深夜にみんなで王将に行っては不毛な話しでゲラゲラ笑い、時には仕事の話を真剣にしたり。今なら1分でも早く帰って寝たいところだよ。

先日実家の押し入れから出てきた写真。スタバを退職する時に撮った記念の写真です。懐かしい! 

あの当時に「ワークライフバランス」という言葉があったなら、バランスを取りたいと思ったのかな。とにかく寝る以外はずっと働きたかった。それくらい仕事にまつわる全てが楽しかった。

昭和の感覚をひきずる私ですが、「過度」を知ってるからこそ、今は「ほどほど」の良さもわかり、それを選択できている。今は持久走的な働き方をしているけど、ここぞって時には、何をどれくらいやればいいか?は体が覚えているので、数日なら踏ん張って働く自信もちょっとある。 

対極を知ってるから、ちょうどいいバランスが取れるようになったんじゃないかなと。なーんてドリンクが出てくる3分間、プロモーション棚を眺めながら考えた。 

今日も楽しく働こう。ほどほどに。  

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キャリアデザインコーチ
美甘 敦子 Atsuko MIKAMO


スターバックス、ANAの客室乗務員を経て、2019年、キャリアデザインコーチとして起業。得意のSNSライティングを活かしInstagram、ブログで発信を始めると、起業半年で国内外からお問い合わせが絶えず、講座はたちまち満席に。


「集客が難しい」と言われるコーチングで、オリジナル講座を含めて一年半で延べ150名以上に開講。所属するコーチングファームでは、2021年上半期のBest of Coach で2位に選ばれる。


また、「お客様の共感を呼ぶライティングを学びたい」と、クライアント様から多数のリクエストを受け、今春よりSNSライティング講座をリリース。リピーター・口コミも多く、クライアントと継続的に信頼関係を築くスタイルが特徴。


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