この秋から「ほぼ日手帳」を使い始めました。国内の利用者は82万人で、最も使ってる人が多い手帳だそうです。私も20年前からほぼ日手帳の存在は知っていましたが、使うのは初めて。なぜこのタイミングで使い始めたかというと、ほぼ日手帳の生みの親、糸井重里さんのこのメッセージに心をググッと動かされたからです。
「LIFE is PRESENT・・ PRESENTという言葉には贈り物、と現在という二つの意味がある。
手帳は手で書くもの。手書きと今日が交わるところに、贈り物という言葉がぴったりとはまる気がした。」
こんなメッセージに続いて、糸井さんは以下のように表現されています。
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生きることがプレゼント。
2度とない今日という日を手帳に書き留めておいてください。
LIFEは、どきどきと鼓動しているいのち。
LIFEは、ひとそれぞれのかけがえのない人生。
LIFEは、1日1日の暮らしそのもの。
LIFEは、いまそのとき。
LIFEは、今そのときという贈りもの。
あなたのLIFEのBOOKを持とう。
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私はこのメッセージに心を奪われました。「そうだ。私がやりたかったのって、毎日を慈しむこと。仕事・それ以外ってパツンと切り替えるのではなくて、「今日」という日を純粋に楽しみたいんだ。」と。
起業をして4年目。懸命にここまで走り続けてきたけれど、少し立ち止まって仕事の捉え方、毎日の過ごし方を見直したいと思っていたところで、そんな私の思いにピタッとはまったのがほぼ日手帳だったのです。
手帳は色んな種類があるんですが、私は大きなサイズで、1日1ページ自由にかける白紙スペースのあるタイプにしました。その白紙スペースには、仕事・暮らし・遊びの中で感じたことや、おいしかった料理のレシピ、息子と行った遊園地の半券を貼り付けるなど・・もう全てを一緒くたにして毎日のことを綴っています。これがとにかく心地よくって!
遊びから仕事のアイディアが生まれることもあるし、仕事での気づきが生活に反映することだってある。手帳を、日々のスケジュール管理や仕事のトラッキングのために使うのではなく、今日は何をどう感じたか?明日をどう過ごそうか?もっともっと自由に表現しながら活用したいな。もう一人の自分というか、親友というか。そんな位置付けで、手帳と向き合いたい。
そうそう、毎日の白紙ページには、著名人や糸井さんの一言メッセージがページの左下に添えられてるんです。対談でのワンフレーズ、ある本からの抜粋などがこんな感じに。
その一言を探してたわけじゃない、検索しようとしてたわけじゃない。でも、今の自分にとって重要な意味をもつメッセージと遭遇することもあり、その偶発的な喜びがあるのもまるで人生みたいで面白いなって。その言葉にハッとされられることも多くて、毎日ページをめくり、ワクワクしながらその文章に目を通すのが日課になっています。
ほぼ日手帳。来年を待てずに9月から使い始めて1ヶ月。より暮らしも仕事も密度が濃くなった感じがあるのですが、手帳のおかげかな?これから私の大切な相棒になりそうです。